「えっ!?いつ!!??」


朝だというのに衝撃のあまり大声を上げてしまった。


「美月が居残りした日...金曜日」

「ってことはもう2日前か!」


夏葉ママが作ってくれた朝食の事もあったけど、朝から来るなんて不思議だと思ったんだよ。


「おめでとう!本当よかったね!!」


私の祝福に夏葉は顔を俯いたままだ。
照れてるのかな?



「いや、実は...まだ付き合ってなくて」

「は!なんで!」

「金曜日に別れる時に突然言われて。でも伶太が大事なことだから今すぐじゃなくてちゃんと考えてほしいって...」


な、なるほど。
でも伶太君は夏葉の気持ち知らないからそう言ったのかもしれないけど、考えなくてもOKなのに!


「じゃあ今日返事するんだね!」

そう言っても夏葉は好きな人に告白されたのに全然嬉しそうに見えない。