なんとかテンパる気持ちを抑えて私はベンチへ向かった。

ベンチに入るとマネージャーらしき子が2人、野球部の顧問の先生、そして一人新しく入った一年生選手らしき男子が座っていた。

「本田芽衣です。マネージャーをやらせてもらうことになりました。」