パシンッ! 私は、彼女の頬を思い切り叩いた。 「いい加減にしてっ!! 私のせいで病んでる?! そんなわけ無いでしょ!! 私と達輝は、愛し合っているのよ!? どこへ行くのだって一緒だし、 写真だってたくさんあるわ!! いい加減にしないと、 あなた警察に通報するわよ!?」 私がそう言い終わったところで、 達輝の家の扉が開いた。