そう。 彼女の手の中にあったのは、一本のナイフ。 バトンを渡すって‥‥‥ 一体何をするつもりなの‥‥‥‥‥? 「あなた‥‥‥一体何を‥‥‥‥‥」 「別に美里さんに恨みはないんですよ? でも、この終わらない怪談の、 まぁ、言ってしまえばルールなんですよ。」