友実が、優征だ。

「俺が…友実さんで…」

友実はどうやら
さん付けが気にくわないのか。

「友実でいいよ。」

優しく微笑んだ友実。
いつもと違う友実に萌空と舞子が驚く。

勉強を進めるが、
中々涼が帰ってこない。

「ゲームしたいな…」

萌空がポツリと呟いた。
すると、
俊がキラキラした目で見てきた。

いや、そんなに見ないでください。

「えっと…このゲーム持っている?」

試しに聞いてみる“あるゾンビゲーム”。

「俺、このゲーム欲しいんだよっ‼︎」

“はいっ‼︎
爽やか笑顔ゲットしました〜‼︎”
萌空の内心でレジの開く音が聞こえた。