机に物が揃うと優征が指揮る。

「じゃ…俊は萌空さん教えてあげて。」

「うっす。」

萌空の目の前に、爽やか笑顔の彼。

「よろしく…お願いします…」

「普通に俊でいいからさ?
で…どこが分からないんだ?」

早速始めるいじられキャラ2人。

「なら、僕が舞子さんで…」

舞子は、何も聞いてない。
ただ空を見て
微笑んでいるミステリアスだ。

「あの…」

洸汰が舞子に声かけると、
短い返事で顔を向けた舞子。

「あっ…勉強ねっ‼︎
えっと…筆箱忘れちゃった〜」

あははと笑う舞子。
洸汰は、額を押さえ呆れています。