放課後になり、
友実はサッサッと帰ってしまう。

「クロリ〜ン
私、ぼっちだから構って〜」

「私は、ぼっちじゃないよ〜」

「ッチ…リア充めっ…」

リア充 イコール カレカノって
イメージがあるが
実際は、
リア充とは
リアル生活充実しているの略。

「もう、モアイと友達辞めるよ?」

涼は、いつもの冗談を言う。

「それでも好きなんだろ?」

ドヤ顔プラスの笑い顔の萌空。

「はぁ…
私はナゼ、
こんな子と友達したんだろ。」

涼は頭を抱え、
萌空といつもの図書館に向かう。

席は、入って一番右奥の6人席に座る。

6人席を2人で独占する萌空と涼。