ピコピコと、
うるさい萌空を放置して
彼氏に返信する。

「ねぇ…
どうしたら彼氏とか出来るの?
私に恋を教えてっ‼︎」

「でた…厨二発言。」

目をキラッキラッしながら、
涼を見る萌空だがそれに引く友実。

「あーあ…二次元に行けたらなぁ〜」

そんなの願いたい事だ。

「無理でしょ。」

「現実見なきゃね。」

冷たい目で、
涼と友実は恋に恋する萌空を見る。

「まぁ良く涼も、
3日で別れた彼氏と戻せたよね?」

「そーだよ。」

不思議そうな顔で、2人は涼を見る。

「もう一回、
チャンス欲しいって言うからさ?」

自慢するかのように
ニコッと笑った涼。