一軒の家からガチャガチャ聞こえる。

「よし。始めるか?」

優征が腕をまくった。
隣で友実が嬉しそうに頷いた。

「「クッキングタァァイムッ☆」」

始まりました。
優征の悪戯心満載のクッキング。

それプラスの発想豊かな友実。

「まずは…混ぜるか…」

「ねねね‼︎
ここにさ、七味入れようよ‼︎」

「ナイス発想‼︎」

ボウルの中に七味を大量に入れ
赤く染まるボウルの中身。

すると、またまた友実が
何かを探り出す。

その間、優征は何かを捏ねる。

「タバスコはっけーんっ‼︎」

優征の手に渡って
どぶどぶと入っていく。