〜星野家の巻〜

バタバタとしている星野家。

「おにぃちゃぁーんっ‼︎
なんでそんなに慌てているのー?」

「あわっ…ててなんかっ‼︎」

お正月の料理を作りながら、
そわそわしている優征。

少しだけ年の離れた妹が
様子がおかしい優征を睨む。

「ゆう?お客様が来たわよ?
とても可愛らしい女の子がね?」

優征ママは、楽しそうに
ニヤリと笑っている。

妹も納得したのか
成る程という顔をした。

「お…お邪魔…してまーす…」

緊張した友実が現れた。
優征は、笑うどころか苦笑いしている。

その後は、優征と友実は
優征ママと妹の餌食となり
いじられまくっていた。