友実は、雪を掻き集め
雪だるまを作って遊んでいる。
「こうやってさ…
出会えたのも奇跡のうちだよねっ‼︎」
萌空は、涼を見る。
涼は、萌空の目を見た後
下にいる友実を見る。
友実は、その視線を受け取ると
1人で年を感じている舞子を見る。
「「「厨二だ…」」」
「みんなしてなんだよぉ〜‼︎」
萌空が雪を固めて涼に投げてきた。
その雪はボフッとヒットし、
涼も戦闘開始する。
「雪合戦だぁぁっ‼︎」
友実の声で舞子も参戦し
小学生の子供のようにはしゃぐ。
一向に終わらない雪合戦。
この年は、別の意味の
"クリスマスぼっち"
となった4人であった。