いきなりなことに驚いている舞子。

「ここは…俺が出すよ。」

パス券を買い、舞子に渡した。

「あ…ありがと…ね?」

「俊達には内緒にしろよ。」

洸汰は、みんなには見せない
無邪気で幼い笑顔を舞子に見せた。

「ふふっ…絶対に言わないよ〜♪」

パンフレットを見て、
遊園地の乗り物に乗っていく2人。

「もう、8時か…」

気付けば、もう夜の8時。
洸汰は、舞子に
帰ろうと告げようとした時。

「ね、最後アレ乗ろ?」

指差したのは、観覧車。

「仕方ないな。」

渋々、観覧車に乗った洸汰。