もう、かいちょー気取りをしている。

「モアイ像。
一度、イースター島に帰りな。」

「そうだね。
もう一度石になれば分かるよ。」

「あっ…門限の時間。」

涼と友実は、イースター島の話だが
舞子は、時計を見て帰る準備をする。

「もう帰る?
じゃ…私も帰ろ〜」

ガタガタと席を立つ。

「説明会は?」

「結成日に遊ぶんでしょ?
それくらい分かっているよ〜」

涼が、説明をする。
萌空も、
部室から出て
4人揃って出る。

グランドや体育館では、
運動部が部活をしている。

「青春だね〜。」

萌空の口癖だけが、廊下に響いた。