バスケ部の後輩が、
罰ゲームでやらされた告白らしい。

「最低な後輩だねぇ…」

萩弥を見ながら言うと
逆に睨まれた涼。

考えていると1つだけ、
いい方法が浮かんだ。

「いい考えあるんだけどね。」

萩弥に近寄り、耳打ちをする。

「学園祭に告白させる?」

「そうそう‼︎
モアイもね自覚はしてないけど、
俊のこと絶対好きだよ‼︎」

萩弥は、頭を掻いて悩んでいる。
目の前で、お願いポーズをしている涼。

「ほっしーときっくーにも、
ちゃんと聞いてみてからな。」

面倒くさそうな顔をして、
萩弥が携帯開いた。
涼は、嬉しそうに萩弥に抱きついた。