友実がカバンの中から
ガムとメロンパンを出した。

「萩弥、これ保健室に持ってて〜」

「は?」

「よろしくー」

萌空が萩弥の腕の中に、
ガムとメロンパンを置いた。

萩弥は、ムカついた顔で
保健室に向かった。

「くろりん喜ぶかなぁ〜」

「萩弥ってツンデレだよな‼︎」

優征が萌空に問うと、
みんなが頷いた。

保健室についた萩弥は、
カーテンの閉まった所に入った。

「おい。メシ。」

「扱い酷っ…」

既に涼は、起きていて携帯を触ってた。

ベッドの上に、
ガムとメロンパンを置いた萩弥。

「後、コレやる。」

萩弥が置いたのは、野菜ジュース。