「急にどうしたの!?伊月ちゃん?」


何をどうしたらそう言う話になったの!?


「いやー。なんか、やっぱり高校生と言ったら青春じゃん?それで、青春と言ったらやっぱり¨恋¨!

だから、好きな人いないのかなーって、

思ってさ!」



伊月ちゃんはほうきの持つ方をマイク代わりにして私に向けた。


「そ、そそんな人!急には作れないよ……!!

それなら、伊月ちゃんはどうなの……?」


そんな事を聞けば伊月ちゃんは急に顔を真っ赤っかにして、

「え?」

って言ってきた。