なっちから電話が来た。
国際電話。
手紙を読んで、私を心配してくれたらしい。
「あゆこは、わたしがいたからとさか君が好きだったんだよ。
あゆこの話しを聞いて、相談にのってくれる人、千葉君なんじゃない?
あゆこと登坂君、全然楽しそうじゃないし。
あゆこも気づいてるよね?」
うん。
気づいてたのかもしれない。
なっちの言う通りだった。
千葉君と話せなくなってから、気づいた。
いままでなっちにしてた話しも全部千葉君が聞いてくれてた。
カラオケで千葉君が歌ってた歌を聴きたくて、レンタルcdを借りてた。
そしてそれを聞きながら泣いてた。
いつのまにか千葉くんが大事になってた。
登坂くんに憧れてた時間が長すぎて、登坂くん登坂くんって思い込んでたのかもしれない。
何やってんだろ、わたし。
この思いがあるから、とさか君とも全然打ち解けられないのかもしれない。
とさか君と別れたって千葉君が戻ってくれるわけじゃない、逆に二人とも失う事になる。
それも分かってる。
でも、これ以上、無理だ。
そう思ってから、とさか君に電話した。
国際電話。
手紙を読んで、私を心配してくれたらしい。
「あゆこは、わたしがいたからとさか君が好きだったんだよ。
あゆこの話しを聞いて、相談にのってくれる人、千葉君なんじゃない?
あゆこと登坂君、全然楽しそうじゃないし。
あゆこも気づいてるよね?」
うん。
気づいてたのかもしれない。
なっちの言う通りだった。
千葉君と話せなくなってから、気づいた。
いままでなっちにしてた話しも全部千葉君が聞いてくれてた。
カラオケで千葉君が歌ってた歌を聴きたくて、レンタルcdを借りてた。
そしてそれを聞きながら泣いてた。
いつのまにか千葉くんが大事になってた。
登坂くんに憧れてた時間が長すぎて、登坂くん登坂くんって思い込んでたのかもしれない。
何やってんだろ、わたし。
この思いがあるから、とさか君とも全然打ち解けられないのかもしれない。
とさか君と別れたって千葉君が戻ってくれるわけじゃない、逆に二人とも失う事になる。
それも分かってる。
でも、これ以上、無理だ。
そう思ってから、とさか君に電話した。