「うん、きっとそうだよ。ひどいよね。なんかあったら言ってよ?すぐ助けるから」

「ありがとう!!菜津葉!!」

「当たり前だよ、じゃあまた明日ね」

そう言って、私達はそれぞれの家へ帰った。


はあ、疲れた。
自分からこんなこと引き受けといて、なんで今更やめたいんだろう。


でも

こんなことしてなにになる?

私にとっての得は?

これで誰かが幸せになれるの?


わかんない。もう、わかんないや。