......パタン。
バサッ
部屋に入った瞬間ベットに潜り込んだ。
ふぅ。
やっと一息つける。
夕食を終え、お風呂にも入った。
夕食の席での会話は散々だった。
ご飯くらい、ゆっくり食べさせてくれてもいいじゃん。
なんでごはんの時に恋話なの。
何回もむせちゃったよ。
お母さんあの手の話し大好きだよね。
お兄ちゃんまで身を乗り出して聴いちゃって。女子か!
私の彼氏がどーたらこーたら言われても、知らないじゃん。
だって私、まだ男の子と付き合ったこととか無いもん。
そりゃ興味はあるけど、誰かを特別な感情で見れたこと一度も無いもん。
恋愛ドラマや、小説を読んで、いいなぁって思うだけだもん。
きっと私は、
恋に恋してる。
ガラス玉の声のあの人は、好きな人とかいるのかなぁ...
............
...ハハ、なにしてんだか私。
見たことも無い人のことなんか考えちゃって。