帰りの車の中でも楽しそうに話す廉くんを見て、 私は思った。 なんで… この人といると、 こんなに安心して、 なんで… こんなに楽しくて、 なんで… こんなにドキドキするんだろう…? だんだんと、大きくなっていく自分の気持ちに、私は何故か、気づかないフリをしていたんだ…。