その後2人はフローラルパークや、
おみあげ店などを巡り、
夕方
2人は予約していた旅館に入ることに。
荷物を持ち、2人は入口に向かう。
「廉くん、私受付行って来るね?」
「うん…ゴメンね?ありがとう」
「ううん大丈夫、私の名前で予約してるんだしっ」
咲の言葉に廉は少し笑みを浮かべた。
そして受付を済ませると、2人は部屋に案内され中に入る。
部屋は和室で広々としていて、
窓からはさっきまで行っていた海が
見えていた。
「わー…すごい、綺麗っ」
「お~本当だねー」
2人並んで窓辺を眺める。
…と、廉が咲を見つめる。
「……。」
廉の視線に気づき、咲も廉を見る。
「……えっ?」
「あっ…いや、嬉しいなぁ〜と思って」
「廉くん…うんっ、私も…」
「あと…これもっ」
「…えっ?」
そう言って廉の手が咲の首元へ
伸びてくる。
咲がドキッとすると、廉の指は咲の
首元にあるネックレスへと触れる。
咲は誕生日に廉からもらった
ネックレスをしてきていた。
「これも…嬉しいっ、してくれて」
「うん、私の方が…ありがとう」
咲の言葉に廉は笑顔になる。
そしてお茶を飲みながら少しまったり
すると、その後2人は個室にあるご飯を
食べに行くことに。