そんな咲の姿に、廉はただただビックリする。


そして、


「あ~スッキリしたぁ」


スッキリした顔で咲が出てくると、驚いた顔をしてる廉に気づいて焦ってしまう。


「あっ……これはたまたまで!昔お父さんに連れられて来た事あるぐらいでっ…」


「いやっ……すげーよ!星野さんっ」


「…えっ?」


「全部当たってたし、もしかして運動少女だった?」


「あっ…いや、そういうわけじゃ…」


「でもスゲーよ!俺130K/m打てる女の子初めて見たっ」


「あっ、ははっ…」



廉は少し興奮したように言ってくれたけど、
これって、かなり可愛くない姿見せたんじゃ!?


バッティング得意って…
どうなのよ。


怪力女だと思われたかも…。


私はガクッと肩を落とした。