「今日…会えて良かった」 「うん、私もっ」 廉くんの温もりが、優しい。 そして、2人は笑顔で別れた。 ーー 彼は、とても優しい人。 彼が周りを大切にするから…きっと、 周りも彼を大切にする。 そういうところ、 本当に憧れるな…。 尊敬もする。 ホントに素敵な人で、 私には、とても…もったいないくらい…。 やっぱり、そんな彼には 欠点なんてないのかな…? 咲はその日、いつも以上に廉の事を考えながら眠りについた…。