「すぐ行く!」


『……本当?じゃあ待ってるね』


電話を切る


「ごめん!空、急用!」

「は?」


空から借りたジャンプを靴箱の上に置いて鍵をかける


「どうしたんだよ」


「町田くんが、近くまで来てるから!
行ってくる!」


「……町田?」

「うん!じゃ、また明日!」


そして私はダッシュ