「い、今はファッションじゃないが。実は・・・」

出会い系サイトで水原虹希という人物に出会ったこと。その人は無茶苦茶イケメンだってこと。彼が、私が可愛くなったら付き合ってくれるかもってこと。1週間後に可愛い一本結びを研究してこいっていう課題を出されたことなどを事細やかに話した。

「ええええええ!」

聞き終わった葉月は、ビックリして目を丸くした。

「何それ。めっちゃ羨ましいで!ちょ、そこの喫茶店で詳しく話聞かせて」