六分丈のジーンズは、足首を細く見せている。さらにいえば、手首と足首にはミサンガがつけてあった。


なんでこんなにセンスがいいんだろう。
なんでこんな可愛い人がいるんだろう。
なんで口が悪いんだろう・・・。

「地味子どーしたん!?さっきからうちんことばっか見てるで」
「・・・///何でもないが」

そして息を吸うと、思い切っていった。
「私のこと、地味子っていうの、やめてくれん?」

彼女は当惑した。
そうだよね。私そんなキャラじゃなかったもん。