「なーぎーさー」
向こうから親友が走ってきた。
中学からの友達だ。
「なぎさっ!クラス一緒だよー!!」
「ほんとにっ?!」
私達は手を取り合って喜んでいた。
紙が早速貼られていたみたい。
「お前らいつも仲いいなー」
先生が笑いながら近づいてくる。
私の頭をぽんっ!
そのまま職員室に入っていく。
「東平先生ってさなぎさにだけやけに馴れ馴れしいっていうか優しいっていうかー」
にやにやしながら言う。
まだ春には話してない。
話すつもりだけどねっ。
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