名前を呼ばれびっくりして振り向いた。 そこには無邪気な笑みを浮かべた先生の姿。 わっ、かっこいい。 黒の短髪に長いまつげ、無邪気な笑顔、少しダボッとしたジャージ、スラッとした高い背。 私のドストライクだったのかもしれない。 どれくらい時間がたったのか分からないけど見とれていた。 「さーくーらーいー!遅刻だ!」 頭をポンッとされた。 私は一目惚れだったのかもしれない。