しばらくノアちゃんを待っていると先程のおじいちゃんと話をしているのかボソボソと声が聞こえてきた

もうそろそろかな?

!!!

スッと入ってきたノアちゃんに僕は目を奪われた
キラキラと光っているかと錯覚する程のエメラルドグリーンの美しい髪と大きな眼
抜けたように白い肌に印象強く映える紅い唇

こんな女の子見たことない…!!


「こ、こんにちは!」

「ども」


無愛想な態度も見た目に合っていて少しも不信感を感じない
無表情で興味がなさそうに僕を見るノアちゃんに悩みながらも話をすぐに切り出した


「この国を助け…救ってくれませんか」


もう、ノアちゃんにしか頼れないのだ
女の子に頼るのは気がひけるけど国…世界の危機だ仕方ない

訳を長々と説明すると、少し悲しそうな顔をしてノアちゃんはOKを出してくれた