国を助けるというとタメ語になったソラ
仲間…ってことになるからか…


「じゃあ、ノアちゃん!よろしくね!」

「うん、よろし……」

「ノアちゃん?」

「っ!!!」


いきなり黙った私を不思議に思ったソラ
だけど、今はかまっていられない


「魔族の気配がする…!!」

「えぇ!?」


天使族は別に魔族の気配に敏感なわけではないらしい
私はソラをおいて走り出した