あれから平山部長と一週間ぐらい顔をあわせていないし、話しもしていない。あの時、平山部長が突然、私に告白してきた。私はとても嬉しかった。でも、その前の時間、平山部長と山本社長がキスしてるところを私は見ていた。平山部長の話によると山本社長は昔からの幼なじみらしく3年前、平山部長は山本社長をかばい、山本さんは社長をしている。山本社長は平山部長が自分のこと助けてくれてから平山部長に恋をしてしまったらしい。でも、平山部長は断った。でも、山本社長はキスしなかったら…、
『理沙ちゃん奪っちゃおうかな~』
と言い、平山部長は私をかばい仕方なくキスしたらしい。でも、私はそれが許せなかった。いくら条件でも平山部長のファーストキスが山本社長に奪われたことが…。
「…さ……、り…さ…、理沙」
「えっ、何?」
「何じゃないよ!さっきから呼んでるのにずっと上の空なんだもん。」
私はいろんな事考えてたせいなのか星蘭が私のこと呼んでたのが聞こえなかった。
「ごめんね、ちょっと色々と考え事してて…、」
「ふーん、もしよかったら相談にのろうか?」
「え?あ、うん」
私は1人では解決できないと思い星蘭に相談にのってもらった。
「で、どうしたの?」
「えっと、星蘭は、もしも、彼氏が違う人とキスしてたらどうする?」
「え!?どうしたの、いきなり」
星蘭は驚いたのか、凄く戸惑っていた。
「あっ、いいんだ、無理に答えなくても…、ただ…、色々と…、怖くて…」
「それは、もしかして平山部長の事?」
ドキッ…、私は驚きのあまり心臓が止まるかと思った。
「え!?な、な、何で知ってるの」
「そりゃあ、わかるよ!何のための友人なの?」
星蘭は優しい言葉で私を慰めてくれた。
「そうだね~、私だと坂井で比べれば良いんだよね!」
いや、別に比べなくても良いんだけど…
「確かに嫌だけど、でもそれは過去のことでしょ!それに何かの事情でキスしたかでしょー?」
「う、うん。」
平山部長は私を守るためにキスをした。
「それでも私は彼のこと信じて前へ進むよ!」
「え?前へ…、進む…?」
「平山部長は自分から告白してきたんでしょ!それなら良いじゃん!」
「えっ、何が?」
私は意味がわからなかった。
「だって、よーく考えて、理沙はそれを目撃しちゃったんでしょ?」
「う、うん」
「それなら平山部長も少しは慌てるよね!好きな人にそんな場面見られたら普通の男だったら告白は諦めていつも通りに接すると思うよ!でも、部長はしなかった…。何でだと思う?」
「…えっと…」
「いつも通りが嫌だから告白したんでしょ!仕事仲間としてではなく恋人同士が良い。それぐらい理沙は平山部長にとって特別って事でしょ!」
「特別…、」
「平山部長だって、告白するか迷ってたんじゃないの?違う人とキスしてるところを見られて告白しても、良いのかって…。」
平山部長が、私のために悩んだ…。
「もう、大丈夫ね!後は自分で考えなさい。自分が本当にやらなきゃいけないこと…、」
星蘭はそう言って休憩所を出て仕事に戻り私は休憩所に1人でいた。
「私の正しい気持ち…」
私は、どっちを選ぶのか?
翌日、私は平山部長を呼んだ。
「平山部長ちょっとお話があるんですが良いですか?」
平山部長は戸惑っていたが…。
「わかった」
私達は会議室に入り二人っきりになった。
「この間の告白の返事…。お待たせしてすみませんでした。ようやく、答えが見つかりました。」
「…」
私の正しい答え…、本当の気持ち…。
「私は…、」
平山部長が山本社長にキスされたのは悲しかった。でも…、
「私は…、平山部長の事……、」
『平山部長にとって理沙の事、特別って事でしょ!』
私は…、ようやく見つけた。
「私は……、平山部長の事…、好きです」
これが私の本当の気持ち…。
「…えっ…、本当に…、良いのか…?」
平山部長は驚きのあまり私にもう一度、確認をした。
「はい、よろしくお願いします。」
私がそう言ったら、平山部長がいきなり倒れてしまった。
「ひ、平山部長…、大丈夫ですか?」
「あぁー、嫌なんか…、嬉しくてあの時お前、あんな事言ってたし一週間ぐらい顔もあわせないし、話もしてなかったから俺…、嫌われたんかな~とか、思っちゃって、でも…、うわぁ…、やべー」
「ぷっ、」
私はその姿を見て笑ってしまいました。
「すいません。はい、立てますか?」
私は手を伸ばし平山部長を起きあがらせようとしたその時、平山部長が私の手を引っ張り、私はいつの間にか平山部長に抱きしめられていた。
「あ、あの…、ひ、平山部長…」
「…呼んで…、」
「え?」
「名前で呼んで…、」
平山部長はいきなりハードルが高い事を言い出した。
「な、な、えっと…、ゆ…、ゆ…、」
私は恥ずかしくて上手く言えなかった。
「好きだよ。理沙」
「えっ、部長…、今…、名前で」
「お前が言えないから俺が代わりに言ったんだろう」
私はいきなり名前で呼ばれたことがとても恥ずかしかった。でも…、部長に言われると…、嬉しくて……、
「わ、私も…、好きです…。優介…」
私はいつの間にか、名前で言えてた。すると部長の顔を見るととても嬉しそうで微笑んでいた。
『部長が…、笑った…、』
私はつい、キュンとしてしまった。
「優介、好きです。」
「え!?」
私は平山部長が本当に好き。誰よりも…、好きで…、側にいてほしくて…、そう思うと…、
「好き」
という気持ちが溢れ出てくる。
「俺も好きだ。理沙…。」
平山部長…。いや…、優介…、私はいつまでもあなたの側に…。
「理沙」
「うん」
私と優介は誰もいない会議室で、幸せな日をおくり、恋人になりました。
『理沙ちゃん奪っちゃおうかな~』
と言い、平山部長は私をかばい仕方なくキスしたらしい。でも、私はそれが許せなかった。いくら条件でも平山部長のファーストキスが山本社長に奪われたことが…。
「…さ……、り…さ…、理沙」
「えっ、何?」
「何じゃないよ!さっきから呼んでるのにずっと上の空なんだもん。」
私はいろんな事考えてたせいなのか星蘭が私のこと呼んでたのが聞こえなかった。
「ごめんね、ちょっと色々と考え事してて…、」
「ふーん、もしよかったら相談にのろうか?」
「え?あ、うん」
私は1人では解決できないと思い星蘭に相談にのってもらった。
「で、どうしたの?」
「えっと、星蘭は、もしも、彼氏が違う人とキスしてたらどうする?」
「え!?どうしたの、いきなり」
星蘭は驚いたのか、凄く戸惑っていた。
「あっ、いいんだ、無理に答えなくても…、ただ…、色々と…、怖くて…」
「それは、もしかして平山部長の事?」
ドキッ…、私は驚きのあまり心臓が止まるかと思った。
「え!?な、な、何で知ってるの」
「そりゃあ、わかるよ!何のための友人なの?」
星蘭は優しい言葉で私を慰めてくれた。
「そうだね~、私だと坂井で比べれば良いんだよね!」
いや、別に比べなくても良いんだけど…
「確かに嫌だけど、でもそれは過去のことでしょ!それに何かの事情でキスしたかでしょー?」
「う、うん。」
平山部長は私を守るためにキスをした。
「それでも私は彼のこと信じて前へ進むよ!」
「え?前へ…、進む…?」
「平山部長は自分から告白してきたんでしょ!それなら良いじゃん!」
「えっ、何が?」
私は意味がわからなかった。
「だって、よーく考えて、理沙はそれを目撃しちゃったんでしょ?」
「う、うん」
「それなら平山部長も少しは慌てるよね!好きな人にそんな場面見られたら普通の男だったら告白は諦めていつも通りに接すると思うよ!でも、部長はしなかった…。何でだと思う?」
「…えっと…」
「いつも通りが嫌だから告白したんでしょ!仕事仲間としてではなく恋人同士が良い。それぐらい理沙は平山部長にとって特別って事でしょ!」
「特別…、」
「平山部長だって、告白するか迷ってたんじゃないの?違う人とキスしてるところを見られて告白しても、良いのかって…。」
平山部長が、私のために悩んだ…。
「もう、大丈夫ね!後は自分で考えなさい。自分が本当にやらなきゃいけないこと…、」
星蘭はそう言って休憩所を出て仕事に戻り私は休憩所に1人でいた。
「私の正しい気持ち…」
私は、どっちを選ぶのか?
翌日、私は平山部長を呼んだ。
「平山部長ちょっとお話があるんですが良いですか?」
平山部長は戸惑っていたが…。
「わかった」
私達は会議室に入り二人っきりになった。
「この間の告白の返事…。お待たせしてすみませんでした。ようやく、答えが見つかりました。」
「…」
私の正しい答え…、本当の気持ち…。
「私は…、」
平山部長が山本社長にキスされたのは悲しかった。でも…、
「私は…、平山部長の事……、」
『平山部長にとって理沙の事、特別って事でしょ!』
私は…、ようやく見つけた。
「私は……、平山部長の事…、好きです」
これが私の本当の気持ち…。
「…えっ…、本当に…、良いのか…?」
平山部長は驚きのあまり私にもう一度、確認をした。
「はい、よろしくお願いします。」
私がそう言ったら、平山部長がいきなり倒れてしまった。
「ひ、平山部長…、大丈夫ですか?」
「あぁー、嫌なんか…、嬉しくてあの時お前、あんな事言ってたし一週間ぐらい顔もあわせないし、話もしてなかったから俺…、嫌われたんかな~とか、思っちゃって、でも…、うわぁ…、やべー」
「ぷっ、」
私はその姿を見て笑ってしまいました。
「すいません。はい、立てますか?」
私は手を伸ばし平山部長を起きあがらせようとしたその時、平山部長が私の手を引っ張り、私はいつの間にか平山部長に抱きしめられていた。
「あ、あの…、ひ、平山部長…」
「…呼んで…、」
「え?」
「名前で呼んで…、」
平山部長はいきなりハードルが高い事を言い出した。
「な、な、えっと…、ゆ…、ゆ…、」
私は恥ずかしくて上手く言えなかった。
「好きだよ。理沙」
「えっ、部長…、今…、名前で」
「お前が言えないから俺が代わりに言ったんだろう」
私はいきなり名前で呼ばれたことがとても恥ずかしかった。でも…、部長に言われると…、嬉しくて……、
「わ、私も…、好きです…。優介…」
私はいつの間にか、名前で言えてた。すると部長の顔を見るととても嬉しそうで微笑んでいた。
『部長が…、笑った…、』
私はつい、キュンとしてしまった。
「優介、好きです。」
「え!?」
私は平山部長が本当に好き。誰よりも…、好きで…、側にいてほしくて…、そう思うと…、
「好き」
という気持ちが溢れ出てくる。
「俺も好きだ。理沙…。」
平山部長…。いや…、優介…、私はいつまでもあなたの側に…。
「理沙」
「うん」
私と優介は誰もいない会議室で、幸せな日をおくり、恋人になりました。