お婆さんは尻餅をついてとても痛そうに腰をさすっているのに

ヤンキー集団は気づきもせず歩いていこうとする。

それをみて私は思わず声を出していた。


「ちょっと!!待ちなさいよ、あんた達!!」


私のその声にヤンキー集団はこっちを振り向く。


「あ?なんだよ」