「あーまじで今の時間はヤバイよ。香もそろそろ帰んな。」




もう夜の時間。夜空の上に星が散っていた。




「今何時??」




その頃わたしはケータイを持ってなかった。だから美佳のケータイを覗きこんだ。





「げげっ!!8時40??美佳ケータイ壊れてない??」





あんぐりしているわたしに対して、美佳は はぁ~ ってため息をついて言った。





「壊れてないよバカ。」



「え??まじで??じゃ、わたし帰るね~!美佳気おつけて帰ってねー」




「気おつけて帰るのはお前だろーバイバイ!」




「うん!!わかったよぉーバイバイ~~!!」