「あの、お母さん…私の実力は調理実習の時に鍋を黒こげにして使い物にならなくした所までいってるから」

『ふっ』


((鼻で笑われた!!))

「知ってるわよ、その後呼び出されて新しい鍋と交換しましたから」


「うそぉ。。。お母さんに言わないって先生と約束してたのに」


「学校の予算では、年間に2個ぐらいしか鍋は焦がせないって」


「ハッキリ言って料理は無理です」

「だから、あと一週間で無理を可能に変えようとお母さんは努力してるんじゃない」

「う~」

「はい、機嫌直して今日は舞ちゃんが好きな肉じゃがだから」




「食べ物で、料理の意欲なんて沸かないもん」