莉乃は少し不機嫌そうな顔をして、
「えー?またぁ?」と口を尖らせた。

「今度2人で遊びに行こ!今はお願い!」

「分かったよ。絶対だからね!」



私は莉乃からの承諾を受けてから転がるようにして今いた場所をあとにした。




目的地はここから3階昇った所にある。
階段を飛ばし飛ばしに昇って、第2相談室と書かれた看板の下がった部屋に入った。