そして、あっという間に放課後。



「永遠、行くぞ」



そんな声とともに腕を引っ張られ、端からみたら連行されてるように教室から連れだされた。



「ちょっと!もっちにバイバイしてない!」



「あー、大丈夫。俺が、言っといたから」



「そういう問題じゃないから!」



ギャーギャー言いながら、下駄箱に着いた私たち。



そして、駐車場に着くと、朝のように自分の自転車のようにサドルに座る皐月。