それから二週間がたち、那月は蓮兄の病院に入院し、(蓮兄も事情を知っているため) 俺は那月のエール?に背中を押され、永遠の学校へ入学した。 先生に促され教室に入ると、一番に永遠の事を見つけることができた。 いや、永遠しか見えなかった。 あの時とあまり変わっていない。 前は逃げてしまったけど、今度は逃げない。 『お前のこと、落としてやるよ。』 那月の分まで、幸せに大切にする。 ……覚悟してろよ、永遠。 ・ * ・ *