「うん、今回は長くて一年したら帰ってくるよ」
私は、最後の一口を頬張りおばさんが作ってくれたミルクティを飲み干した。
洗面所に行き顔を洗い、歯磨きをして長い髪の毛を丁寧にくしでといた。
持って降りていたカバンを持ち、お母さんから昼ごはんが入っているトートバッグを受け取り玄関の扉に手をかける。
……そういえば、皐月いないな。
先に行ったんだ。良かった。
「いってきます!」
玄関まで見送ってくれるお母さんと絵梨おばさんの方を振り向いてそう言い玄関の扉を開けた。
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