「永遠、あれしてもいい?」 しばらく歩いた所で(人が多いため距離的には全然歩いてはいないが)そう言うキラキラとした皐月の目線の先にあるのは、ヨーヨー釣りの屋台。 そんな姿があまりにも子供ぽくて、フフッと愛しい笑みが溢れた。 そんな私に気づいた皐月は、恥ずかしかったのからか顔が少し赤くさせながら、 「見てんじゃねーよ、バーカ」 手の甲で私のおでこを優しくコツンとしてきた。 「……っ!」