私は持っていたハンカチでじいちゃんの顔を被い、お母さんの元へ歩いた。



「こんな奴、死んで正解だったのよ。」



お母さんは降参でもしたかのように、言った。



―――ドゴッ



今度は




私がお母さんを




殴った。









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