やっぱり俺は、卑怯者かもしれない。

公園から出ていく百合菜ちゃんを見届けながら俺は思う。

自分の口から、百合菜ちゃんに想いを告げられない。

謝れない。

今はこんな形だけど…。
いつか絶対…。
気持ちを伝えるから…。

待っててな。
百合菜ちゃん。