「またいつもの朝がきた」
これが私の朝必ず言うこと。
私の名前は酒井亜梨沙(さかい ありさ)
「おきた?ありさご飯できてるわよ」
「はーい」
「今は6時・・・・」
亜梨沙はブレザーを来て階段を降りた。
パンを食べながらニュースをみた。
「火曜日・・・・」
「この頃変よ亜梨沙!どうしたの?」
「うんうん何にもない」
「そう・・・ならいいけど」
「じゃあ行ってくるねお母さん」
「いってらっしゃい」
ドアを開けると心臓がドキドキした。
「またこれだ・・・・」
私は最近おかしい。
いつからだろう・・・・・
今年からかな高1になってから。
「おはよう亜梨沙」
「あっおはよう瑠乃ちゃん」
瑠乃は私の友達!頭はよくとてもやさしい。
「一緒に行こ」
「うん。いいよ」
学校までは歩いて20分のところにある。
「この道のりが遠い」
「わかるよ!けど歩くの私好きだな」
瑠乃ちゃんは純粋だと思う。
「やっと着いた」
下駄箱に行くとなぜか鼓動が早くなった。
苦しい。締め付けられる感じ。
「亜梨沙どうしたの?顔が真っ赤よ」
「ううん大丈夫」
「それならよかった部活に遅れる行こ」
「うん」
私は吹奏楽部のテナーサックス担当!
瑠乃ちゃんはバリトンサックス担当!
「おはよう!瑠乃、亜梨沙」
「おはよう真希」
真希は吹部のリーダー!
ホルン担当でとてもうまい!
「あっきた!」
私はついいってしまった。
「おはよう亜梨沙!」
「おおはよう・・・ございます」
「今日も頑張ろうね」
「はい」
私は心臓が破裂しそうなぐらいドキドキした。
彼の名前は霧矢玲音(きりや れおん)
女の子ぽい名前だけど男