でも幸花はそんな私の視線に気付かず、席に着く。



「幸花、ごめんねっ」



休み時間、私はすぐに幸花に謝った。







本当は…

私が謝んなきゃいけないの?

って、思ってるけど。



何故だか謝った。





「あっ、別に大丈夫だょ」


そういって、幸花はいじめっ子グループの中に入っていってしまった。