なんて口にしながら、自分の嫉妬深さにまた恥ずかしくなる。
「…嫌だったの?」
「…うん」
「…ごめんな。
宣伝周りは相葉に頼まれたんだよ。
それにドレス褒めたりとかはあんなん社交辞令だろ」
えっ?
社交辞令なの?あれ…。
そんなふうに見えなかったけど。
「…でも、嫌だ。
お世辞でも他の女の子、褒めたら嫌よ。
翼くんみんなに優しいから、不安なんだもん…」
私がそう文句をつけると、翼くんはまたクスクス笑う。
「ふっ、ワガママだなぁ〜、モモは」
そしてまたぎゅっと抱きしめてきた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…