〜夏恋side〜


土曜日、あの日からあたしと

翔夏くんはLINEや電話をして

急激に仲良くなってて、




正直、惹かれているあたしもいた。



でもやっぱりどこかでまだたくまがいて、



あたしどうしたらいいのかわからない。


そんなこと考えてたらもう美那との待ち合わせ

30分前になっている。

「やばっ」あたしは急いでセットした髪を

もう一度チェックし、カバンの中に

持ってくものを急いで入れて

白のふわふわワンピースにベージュのジャケットを着て


マフラーを巻いて家をでた。