そろそろ準備しないと、ユウキが来ちゃう。

ユウキは私の彼氏。

私の良き相談相手でもあるかな。

イケメン…じゃないけど、私の大切な人。




メイクし終わったちょうどその時、下から声がした。

「ユウキ君来たわよーー!!」

「はーーい」

急いで階段を下りる。

「アスカ。おはよ」

「おはよ♪じゃいってきまーす」

ユウキの自転車の後ろに乗る。

朝の冷たい空気が心地いい。