私はそのメールを読み終えると、

恐ろしくて

その場にしゃがみこみ、

ありったけの声で悲鳴を上げた。






私の体は、

ガタガタとひとりでに震え、

止まらなかった。






恐怖に包まれている

私の頭の中で、

わからないことばかりが

散乱していて

私は立ち上がることが

できなかった。






〈 このメールの送り主は

誰なのか?






メールの送り主は、

どこかで私を監視しているの?






どうして私は、

これほどまでに

憎まれなくてはならないの? 〉






私の瞳から

知らぬ間に涙が

ポロポロと落ちてきて

止まらなかった。






どうすれば私は

救われるのだろうと、

私は泣きながら考えた。






何もしていない私が、

憎まれずにすむには

いったい、どうすればいいのか?






私は涙を拭い、

しゃがみ込んだまま

私を監視している誰かが

いないかと

周りを見渡した。