「いやぁ～参ったよ…今日もまた迎えに来てだって…より戻してから毎日埼玉だの横浜だの迎えに来てだぜ」

拓也は黙って
聞いていた

「俺も肉体労働してるからさすがにクタクタだよ…」

拓也は友達でもあるが 親方でもある

ここはしっかり
言っておいた方がいいだろう

拓也が重い口を開いた

「最近ちょっと思ってたんだけどお前居眠りしながら仕事してるだろ？俺もよ美奈はガキの頃から知ってるから可愛いけどよ…美奈って自分の事しか考えない女だからよ…お前が又大変になるのは目に見えてるよ」

すみません～
隣のお兄さん注文は

定食屋のおばちゃんにムッとされながら言われ

話は途絶えた

健二は慌てて
食べたくもない
サバ定食を注文して
どうしょうか…
考え始めた