愛実は自分の目を疑った。
そしてバッと携帯をしまう。
(え?ヤれたってどういうこと?何?愛って誰なの?え?)
愛実は半狂乱になりながらも、急に頭がふらふらしてきた。
「っ、、、あ、愛実、起きてたのかよ」
叶多は裸なのにふとんをかきわけ、愛実にキスをする。
「ねぇ、、、昨日の続き、やろーぜ。気持ちよかったんだろ?初めてなくせしてめっちゃ感じてたじゃねーか」
そして手が胸に、、、
「や、やめてっ!!」
愛実は叶多の手を振り払う。
驚きが隠せない叶多。
「、、、ください、、、」
愛実は言った。
「ヤれたってどういうことですか?」
「は?」
「愛って誰ですか?」
「え、ちょ待っ、、、」
「私、体目的だったんですか?」
愛実は悔しさと怒りで涙がこみ上げてきた。
叶多はふと携帯を見る。そして全てを悟った顔をした。
じばらくの沈黙。