「でっ…何があったの?」


 家に戻って美憂達に尋問されている…


 メールの事。

 写真の事。

 脅されてる事。

 先生に酷い事を言った事…


 美憂達にあった事すべてを話した…



 ……………

 
 …………



「バカじゃないの?」


「………」


「何で先生に言わなかったの!!」


「だってぇ…」


「だってじゃない!!自分で壊してどうするの?先生に何を教わってきたの!!何でも話すって約束したんじゃないの?何であたし達に相談しないの!!あたし達は間違いなくあんた達二人の味方をする。皆で乗り越えられると思うから。」


「俺達の仲だろ。俺は先生も好きだし、菜々も好きなんだよ。だからお前ら2人が幸せになるように協力するんだよ。菜々が俺達を思ってるのと一緒!!」


「そうだよ。少なくても俺たちは菜々と先生の味方。きっと先生はばれた時の事も考えてるはずだよ。」



「菜々一人で抱え込んで…辛かったでしょ…」


 美憂、隼人、陸の言葉に泣けてきた…

 あたし何してるんだろう…

 目の前の問題にしか目が行ってなくて…

 事の重大さ…

 一人で解決できるわけないのに…